たてやまネット上に「診療工房」ほか、各種連携システムを構築し、多種多様な医療情報連携を支援しています。

本システムは在宅超重症児情報共有システムです。在宅超重症児の診療情報を予め登録しておくことで、急変時などに救急搬入された2次輪番病院の小児科医が当該患者様の診療情報を閲覧することができます。現在、富山県内の6つの基幹病院と6つの小児科診療所にご利用いただいております。

本データベースは脳卒中急性期の患者情報が蓄積されています。当該情報は脳卒中医療の進歩・発展に貢献することを目的として富山大学脳神経外科を中心とする疫学研究に利用されています。富山県内の19の救急病院が参加しています。また、情報の一部は地域行政の脳卒中対策推進にもご利用いただいております。

本システムは心筋梗塞入院患者の診療情報が蓄積されています。当該情報は地域の急性心筋梗塞対策の推進にご利用いただいております。富山医療圏の5つの基幹病院が参加しています。

かかりつけ医が当該患者の健診情報を閲覧することができます。かかりつけ医が当該情報を診療に生かすことで重複検査を回避するなど、患者様に対し、より効果的な診療を行うことができます。
現在、富山市医師会健康管理センターと北陸予防医学協会の2つの健診機関が参加しています。

住民がん検診において、医療機関で撮影された胸部X線、胃（内視鏡、胃透視）、緑内障（眼底カメラ）、乳房（マンモグラフィー）等の画像を富山市医師会に送り二次読影に供しています。現在、富山市のほか、射水市医師会も本システムを利用して、胸部X線画像を収集しています。

ケアマネ（地域包括支援センター、居宅介護支援事業所）が登録したサービス計画書（ケアプラン）をかかりつけ医が閲覧し、かかりつけ医としてのコメントを記載することが出来るシステムです。 コメントはケアマネ、かかりつけ医の両方で入力できます。